IT戦略策定-ギャップ分析

今日はIT戦略策定のためのギャップ分析です。中川氏がまず提案です。
中川氏:ギャップ分析と言うには分析のための切り口というか、視点みたいなも
のがないとギャップが見えないよね。
上野氏:目標ビジネスプロセスはIT化目標である7つの情報基準の要件に基づいて
作成されてます。このビジネスプロセスを実現するためには「ITの機能
面」、「導入技術面」、「運用管理面」のギャップを捉えていかなけれ
ばなりませんね。
中川氏:何故、その3つの観点になるの?
上野氏:と言うのは、業務機能は変わりませんが、ビジネスプロセスを短縮した
り、集約化できるのはIT機器を使ったシステム機能ですね。そうすると
現在使っていないIT 機器やシステム機能が出てきますので、そのギャッ
プを押える。次にこれを導入し、運用していく業務機能を抑える。
この機能はIT ガバナンスと言われるCOBITの4つのIT化業務機能のギャッ
プを見ていけば良いと思います。
中川氏:ちょっと、まとめさせてください。IT機能面と言うのは目標ビジネス
プロセスに合わせるためにモバイルアクセスやERP等のIT機能環境のギャ
ップですね
上野氏:そうです。
中川氏:IT導入技術面、運用管理面とはCOBITの4つの業務プロセスのことと考
えて良いですか
上野氏:良いですね。ただし、現在「企画/計画」を進めていますので、この後の
プロセスである「調達・開発」が導入技術面、「デリバリー&運用」と
「モニタリング」が運用管理面です。これらを実行するためのギャップ
です。
私  :それで良いでしょう。追加しますと、このギャップはIT成熟度を考慮
したギャップなのです。その意味は、目標ビジネスプロセス、目標IT
環境は経営企画書の情報化テーマからのトップ-ダウン展開ですから、
IT成熟度と言う現状の能力を踏まえたボトムとのギャップ分析なので
す。
上野氏:IT成熟度は現行の運用成熟度を調査し、目標ビジネスプロセスを実践
するための能力目標としてのIT成熟度レベルになるのでボトムアップ
のためのギャップ分析と言うことですね。
私  :そうです。上野さん、補足していただいて感謝!
中川氏:IT化を成功させるためには、調達・開発、運用、モニタリングの仕組み
づくりやステイクホルダーの教育・育成が必要ということですね。
私  :その通りですね。目標としての育成レベルの設定が必要ですね。
山田氏:よし、7つの情報基準の目標とIT成熟度目標を基に3つの観点で、ギャッ
プ分析をしていこう。
・・・・・・・(作業)

第110回はここで終了します。
今回は「IT戦略策定-ギャップ分析」として、IT戦略策定-ギャップ分析の要件を
討議しました。
次回は、「IT 戦略企画書」を取り上げます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする